第4回お料理教室を開催しました
こんにちは。笑顔絵事務局です。
3月30日(土)に第4回料理教室を開催しました。
いよいよお花見シーズン到来!ということで、テーマは「お花見弁当を作ろう」です。
「お花見弁当」といっても多種多様ですが、今回は、お花の飾り巻き寿司、だし巻き卵、そら豆とアスパラの
天ぷら、木の芽和え、という春の食材をたくさん使った彩り豊かなお弁当を考えました。
生徒の皆さんには、1人1本ずつお花の飾り巻き寿司を巻いてもらう体験をしていただき、そのほかのメニューは、講師がレクチャーさせていただきました。
今回は少人数制で、6名のお母さんとそのお子様8名に参加していただきました。
お子様達は小学校2年生、3年生、4年生です。上手にお母さんのお手伝いができるかな?
参加者の皆さん、飾り巻き寿司は初挑戦ということでしたが、果たしてうまく出来上がるのでしょうか……?!
まず、管理栄養士から、毎日の料理に役立つミニ講座をさせていただきました。
今回のテーマは「玉味噌」です。
玉味噌とは和食に使う基本の合わせ味噌のことです。
白味噌に、卵黄、薄口醤油、砂糖、酒、みりんを加えて湯煎にかけながら練り上げて作ります。
玉味噌を作っておくと手早く料理を作ることができ、下準備味噌として本当に重宝します。
田楽や酢味噌和え、魚の味噌煮や西京焼き、ふろふき大根、その他にも和え物や焼き物など
和食に幅広く使うことができます。
作り置きすることで、味噌の味がまろやかになり、より美味しくなります。
お花見弁当に入れる「だし巻き卵」「そら豆とアスパラの天ぷら」「木の芽和え」と、茶椀蒸しは、和食専門調理師の吉岡講師が実演しました。
その鮮やかな手つきにお母さん方は釘付けです。さすがプロの技!と感心しておられました。
だし巻き卵を色ムラなく美しく巻く方法、カラッとおいしく天ぷらを揚げるコツ、木の芽和えの色の出し方……などレクチャーしました。
お母さんが講習している間、別室で子供たちにミニ食育講座をさせてもらいました。
そら豆を題材に、サヤを触ってもらったり、薄皮をむいてもらったり、クイズをしたりワイワイと楽しんでくれました。
そら豆のサヤがこんなにも大きくて分厚いことに驚いたり、サヤの内側で繋がっているのは何?と質問してくれたり(胚芽のこと)小学生らしい新鮮な反応を見せてくれました。
参加してくれたお子様たちは、東大阪市立学校給食センターで作った給食を食べてくれているそうです(^^♪
みんなの好きな給食も聞くことが出来ました。
そしていよいよ本日のメインイベントお花の飾り巻きずし作りです。
前でスタッフが説明&実演しながら、同時進行でお母さんたちにも作業を進めてもらいました。
桜でんぶでピンク色にした花びら用の細巻きを5本作って、パーツを組み立てて、さらにお花ごと包み込むように
巻きます。工程がとても多いですし、丁寧にやらないと出来上がりに影響が出るので皆さん真剣そのものです。
お子様達も、花びら用の細巻き作りや、海苔に均等にすし飯を乗せるお手伝いなどをしてくれました。
そしてドキドキの入刀…!!!
カットのお手伝いをしてくれたお子様もいました。
そこにはとてもきれいな形のお花が…!皆さん初めてとは思えないほど大変美しい断面です!
お花の巻き寿司が出来てひと息つきたいところですが、まだまだです。
お花見弁当の盛り付けも参加者の皆様にしていただきました。
調理師が実演調理した、だし巻き卵、そら豆とアスパラの天ぷら、木の芽和えをバランス良く盛り付けてお花見弁当の完成です。お弁当箱は曲げわっぱ型です(^^)
茶椀蒸しと澄まし汁と桜茶を添えて、なんとも春らしい仕上がりになりました。
満開の桜を見ながらこんなお弁当を食べられたら嬉しいですね。
スタッフの調理師や管理栄養士、お母さん同士で情報交換しながら楽しい試食タイムを過ごしていただきました。
お花巻きずし端っこの切り落とし部分も子供たちがおいしく食べてくれました。
今回も盛りだくさんの内容の料理教室でした。
参加者の方からは、
「飾り巻きずしを一度作ってみたかったので、教えてもらって嬉しかった」
「分かりやすかった」
「子どもと楽しく参加できて良かった」
「お出汁が美味しかった」
といったお声をいただきました。
インターネットの普及や料理動画サイトの増加で、料理教室がなくなってしまうのでは…と懸念される昨今ですが、あえて教室に足を運び、実際に見て、聞いて、その場の熱気を感じたり、作業の裏舞台を見たりすることはとても
価値があることではないかと思います。
液晶画面からでは学べないことがたくさんあると思います。
専門家から直接話を聞けることや、参加者同士で会話できるのもうれしいですよね。
笑顔会の活動はそんなことを大切にしていきたいと思っております。
今後も料理教室を定期的に開催していきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いします。
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