漢字のお話

ごきげんよう!スマイリー平野😊です。

いつも笑顔会ブログをご覧いただきありがとうございます。

梅雨入り間近で蒸し暑い日が続いて、あちらこちらで雨を待ちわびるようにアジサイの花が咲いています。これからは、学校給食の調理員さん、配膳員さんにとって大変な時期になります。特に、午後からの洗浄は、高温水で洗う洗浄機の熱と水蒸気でみんなが汗だくになりながら、残り汚れなどをチェックしながら作業をしています。また、配膳員さんも暑い中、配膳室をきれいにするため、汗だくでブラシ掛けや拭き掃除をしています。本当にお疲れ様です。

 

今回も漢字のお話をさせていただきます。

引用:「面白いほど幸せになる漢字の本」ひすいこたろう+はるねむ 中経の文庫 より


漢字で“アッサリ”幸せになれます。♪

 恋という字は―下に心があるから―下心(シタゴコロ)

 愛という字は―真ん中に心があるから―真心(マゴコロ)

 心を―受け入れると書いて―愛(アイ)

 長所に―成ると書いて―成長(セイチョウ)

 女の―又の―力と書いて―努力(ドリョク)

 相手の―心を思ってこそ―想う(オモウ)

 魚が―旨いで―鮨(スシ)

僕らは漢字を自由に見た。見続けた。すると、面白いことに、どんどん幸せになる法則が見えてきたのです。かんじんなことは漢字に聞け!漢字でアッサリ幸せになれます。


優しい【ヤサしい】優しさは百の愛でできている。

 私の友達が研修で聞いたお話です。講師の先生は小学校で20年間教師をされていたそうです。「皆さん、優しいという字を書いてみてください」と、講師が言われたので皆は書きました。すると……。「皆さん間違ってますよ!書き順が!」皆は「え~合ってるよねー」って言いながら、また書きました。にんべんから……。

 講師の先生は、子どもたちに優しいという字を教えるときに、にんべんではなく、反対の「憂」(ユウ)から教えるんだそうです。

 先生「この字はな、憂い(ウレい)って言うんや。憂いっていうのはな、悲しいとか辛いとかっていう意味なんやぞ。お前ら、今日悲しいことなかったか?」

 子供「せんせ~い!今日、僕な、○○君が遊んでくれなくて、むっちゃ憂いやったわ~」

 先生「そうか、むっちゃ憂いやったか。そのときどうしてん?」

 子供「△△ちゃんが一緒に遊んでくれた」

 先生「そうか~そうやろう~。憂いのとき、悲しいとき、友達がそばにおってくれたやろ。悲しいときにそばにおってくれる人が、ほんまに優しい人なんやぞ!だから、お前らはそういう優しい人になれよ」


あるクラスでこの話をしたときに、ひとりの女の子がやってきました。

「先生、私には憂いっていう字が“百の愛”って書いてあるように見える。だから、私は、“百の愛”を持った優しい人になりたい」

私も悲しいこと、辛いことを経験したら、それをひとつずつ誰かを思いやる愛に変えて、優しい人になりたいなって思いました。

 悲しみのその先で優しさを生み出したい。苦しみのその先で優しさを生み出したい。百の愛を持って。

 

自信【ジシン】まるごとで行こう!

私は長野県のテレビ局でアナウンサーをしています。そのため、こんな相談をよく受けます。

「どうすれば、自分に自信が持てるようになりますか?」「どうすれば、人前で緊張せずに話せるようになりますか?」私は自信を持つことは、とても簡単だと思っています。なぜなら、自信は何かを頑張って作り出すものではなく、もともとあるものを思い出すものだからです。「自信」というのは「自分」のことを「人」に「言う」と書きますよね。ありのままの自分を人に言う(伝える)。それが「自信」なんです。「自信」という字をいくら見ても「すごい自分を見せること」とは書いていません。もともと持っている自分を、ただ人にさらけ出せばいい。かっこ悪い自分、緊張している自分……。それを人前でありのままに出すだけで、自信があるように見えるのです。だって、それが本当の「自信」だから。かっこいい自分で生きるのではなく、全部の自分で生きるんです。

 人前で自分を出すことは、どうしても緊張します。でも私の場合、それよりもありのままの自分という人間を人に伝えたいという気持ちが勝ったので、アナウンサーになりました。単に目立ちたがり屋かもしれませんけれど……。あるがままのまるごとの自分で勝負をする。それが「自信」です。


歩く【アルく】アスファルトを突き破って芽吹く雑草のように

 「裸の大将」「放浪画家」などと世の人々から親しまれた画家・山下清。18歳で八幡学園を抜け出し、放浪の旅に出ます。山下清はこう言います。「ぼくは放浪しているとき、絵を描くために歩き回っているのではなく、きれいな景色や珍しいものを見るのが好きで歩いている」好きだから。そこに純粋な心があります。「これからどうしよう」といった迷いはなかった。

 好きな気持ち。ただそれだけで歩く。小さい一歩だから。少しずつ少しずつ歩けた。

 歩くてそういうこと。

 「止まることが少ない」と書いて「歩く」 一気に突き進むことだけが人生ではない。

 止まることが少なければ、それでいい。

 ある人からこう聞かれました。「どのまで歩くんですか?」「ん~~。お、おにぎりをもらえるまで、あ、あっあっ歩くんだな~~」山下清は心の底から裸の大将だった。ゆっくりゆっくり歩く人だった。

 そもそも「止まる」という字の由来は「足跡の形」からきています。つまり「止まる」って、「進む」という意味があるんです。休んでる時間だって、進むのに必要な時間なんです。いま、病気や環境で動きを制限されていて、何もできないって人も大丈夫です。それでも毎日少しずつ進んでいる。いまはお休みするとき、それも前進です。ゆっくりゆっくり歩いていこう。



以前、京都と小浜を結ぶ「鯖街道」を3日かけて歩いたことがあります。

休み休みしながら、マイペースで歩いていると心の洗濯にもなりゴールすると達成感もありました。少しずつでも進んでいくことが大切ですね。明日、明後日と会社の慰安旅行で、香川と岡山へ行ってきます。学校給食の調理員さんもたくさん参加されます。最近、バタバタと忙しい日が続いているので、夏に向かって、元気に過ごせるように、ひと休みしてきます。


ジメジメと暑い日がつづきますが、お体を大事になさってください。

それでは、ごきげんよう!

笑顔会《えがおえ》

株式会社マルタマフーズの学校給食部門で 働くスタッフから成るクラブです。 私たちの活動の目的は、『食を通して共に働く 仲間と関わる地域の皆さんを笑顔に』です。 地域社会が抱える様々な問題解決の 一助になれれば幸いです